経営改善計画策定支援
作ってますか?経営計画。
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「経営計画」というと、小規模事業者にとってはちょっとハードルが高そうなイメージがありますが、決してそんなことはありません。
どんな経営者でも、頭の中では必ず事業や経営の青写真を描いているはずです。それすら無く、ただリスクだけを負って事業を始めようという方がいるなら、絶対にやめておいた方が良いです。三年後、いや早ければ一年後にはその事業は無くなっていることでしょう。
まずは、経営者の頭の中だけにある考えや思いを、紙の上に表すところから始めていきましょう。そして、そこに数字や客観的な事実を加えていくことで、経営計画はできあがってゆくのです。
さて、なんとか経営計画を作っても、それで終わりではありません。むしろようやくスタート地点に立ったところ、ここからが本番です。
PDCAサイクルという言葉をご存じでしょうか?これは管理業務を円滑に進めるための手法を表したもので、4つの段階の頭文字をつなげたものです。
P:PLAN(計画)
D:DO(実行)
C:CHECK(評価)
A:ACTION(改善)
計画してもそれを実行しなければダメ、実行しっぱなしでそれを評価しないのもダメ、評価を受けて改善につなげないのもダメ、改善の余地があるのに次の計画に練り込まないのもダメというわけです。
Planも立てずにDo・Do・Doなんてのはもってのほかですね。ここからも経営計画の重要性は見て取れます。
経営改善計画の策定
事業を行っていれば、当然当初の計画通りにはいかないことも出てきます。
しかし、上手くいかなかったところを評価して次の改善につなげることができれば、事業を立て直すことができます。
「資金繰りが苦しい → その場しのぎのリストラ → しばらくするとまた資金繰りが…」
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これでは事業の本質が改善されたわけではないので、負のスパイラルに陥ってしまいます。Plan・Do・Action・Do・Action・Do・Action…です。
PDCAサイクルは絶えず循環しています。従って継続的なフォローアップが不可欠です。
認定支援機関であり税理士である福井会計事務所は、スタートの経営改善計画の策定だけではなく、毎月の巡回監査を通じて定期的・継続的なモニタリングも実施することができます。
認定支援機関による経営改善計画策定支援事業
現在、中小企業・小規模事業者が認定支援機関に依頼して経営改善計画の策定支援を受けると、最大で200万円の補助金を申請することができます。
これまで費用がネックで専門家による経営改善計画の策定支援に積極的になれなかった方は、同制度をご検討ください。
※経営改善計画策定支援についての詳細は、中小企業庁のHPをご確認ください。